2014.11.26(06:59)
つい最近、魔法を目のあたりにした体験です。
カウンターに座り、マスターが額に汗して注文をさばくのを見ていた。
ランチセットのコーヒーをカップに注ぎ、ソーサーに置いた。
ママがなにげなく受け取り、テーブルに運んだ。
「すっ」とソーサーを持ち上げた瞬間、
コーヒーがふっと息をした。
そこに気がついて、マスターを見た。
魔法はマスターが豆を挽くところから始まっていた。
ママは魔法を整え、
最後の仕上げのタッチに「祈り」をいれていたのだった。
豆が粉になり、粉がサイフォンにうつされ
透明の水が入り、火が点けられる。
火だ! 火が魔法にかかせない。
そして水は沸騰し、こぽこぽと音をたて
サイフォンの中をのぼり、
コーヒーに変身する。
マスターの魔法は宙を飛びかい
コーヒーに「未来」がブレンドされる。
ひと口すする。
「おいしい・・・」
マスターの応援がカラダ中に広がる。