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朝の町

2015.01.08(08:52)

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ブレゲ「エクスペリメンタル1」~メゾンのR&D部門が開発した新コレクションの第1章

ブレゲ·マニュファクチュールは、ブレゲの研究開発部門の革新の成果を伝えるコレクションを新たに創作したことをお知らせします。これは「エクスペリメンタル1」と名付けられ、斬新で大胆な設計による初の腕時計です。「マリーン」ウォッチのフォルムを用い、ブレゲゴールドで作られたこのモデルは、マグネティック脱進機を採用し、高振動(10Hz)でテンプにコンスタント·フォースを供給する初のトゥールビヨンです。スーパーコピー 代引きこの時計はブレゲ·シールの認証が刻印されています。

研究開発は、250年にわたりブレゲの数多くの創作の中心にあります。これは、1775年以降に現代の時計技術の大半を生み出したアブラアン-ルイ·ブレゲ自身が吹き込んだ精神でもありますすなわち、トゥールビヨン、「ペルペチュエル」ウォッチ、ナチュラル脱進機、コンスタント·フォース脱進機、クロノグラフに道を開いた観測用秒針、パラシュート耐衝撃機構、ブレゲひげゼンマイ、リピーターウォッチ用のゴングスプリング、初の腕時計など多岐にわたります。

連綿と統く進化の流れを具現化するために、ブレゲ·マニュファクチュールは、既存のコレクションと並行して、「エクスペリメンタル(実験)」と名付けたモデルを開発しようと考えました。この特別なシリーズは、すべてを実験によって達成したアブラアン-ルイ·ブレゲを称えます。

このコレクションは、メゾンの技術と美的デザインに関連した近年の開発を集成するために考案されました。つまり今日の時点から明日のブレゲの時計づくりを概観するのです。また、時計コレクターにとっては、後のブレゲのコレクションにて発展していく科学的要素を先取りして体現した、精密を極めた時計を限定シリーズの形でいち早く手に入る機会を提供します。

エクスペリメンタル1、先駆者そのもの
新しいコレクションの初モデルは、ブレゲ·マニ ュファクチュールの創業250を記念する最後を飾りますが、それと同時にブレゲの未来への第1章を成しています。

さらに、「エクスペリメンタル 1」は自然発生的に実現したわけではありません。それは、研究開発部門の長年に渡る成果に他なりません。「クラシック」や「トラディション」「マリーン」「タイプ XX」といった実際の時計は、研究開発部門のおかげで生み出されたからです。

「エクスペリメンタル」プログラムは、素材や電磁気、空気の振動や音響の仕組みに取り組み、時計に関するあらゆるものを解明した研究開発部門にこれから光を当てることを目指しています。科学が広い意味でデザインに結びついているのです。

歴史的記念碑とのつながり
この初の計画のためにブレゲ·マニュファクチュールは、2つの狙いを定めました。ひとつはこの狙いの根本を成し、あらゆる技術的挑戦を生み出す元となる高精度の追求です。
もうひとつは、過去の遠産と未来との橋渡しを目指すことです。計画は、メゾン創設250周年に始動しました。「エクスペリメンタル1」の歴史的側面の強調は、まさにそれらを明らかにしています。

この記憶を結ぶつながりは、「マリーン」コレクションに属すこの時計に体現されています。目的は、アブラアン-ルイ·ブレゲがパリの経度委員会のメンバーに推挙され、ルイ18世によってフランス王国海軍時計師に任命されたことを思い起こしてもらうためです。

この特別な称号は、時計師が手に入れられる最高の栄誉であり、また海軍時計師は諸科学についての豊かな見識の持ち主を意味していました。「エクスペリメンタル 1」の位置づけもまさにこうした任命の延長線上にあります。この時計の主旨としては、オートオルロジュリー(高級時計製造)の未来を今から描き出す最先端技術に再び取り組むことでした。

デザインの発想
「エクスペリメンタル1」は、いくつかの基本デザインに基づいています。それらは、対話を交わし、独特の調和をもって完結しています。

ブレゲは、この初の作品のために「マリーン」コレクションの歴史を振り返り、そこから想を得て「エクスペリメンタル1」に次のようなデザインコードを取り上げました。スポーティなケースと特別な構造をしたラグ、ラバーストラップ(初のインターチェンジャブル)、視認性に最大限配慮し、全表示に蓄光を施すことなどです。

歴史的観点では、このモデルは「Ref.3448」のデザインコードを再び採用しています。とりわけダイヤルの表示やムーブメントの構造です。さらに遡ると、「エクスペリメンタル1」には「Ref.1747」の面影も見られます。同じようにレギュレーターのスタイルをもったこの時計は、アブラアン-ルイ·ブレゲ生誕250周年に当たる1997年に誕生しました。この「Ref.1747」は、ブレゲの銘で1775年にマニュファクチュールが誕生してから250年を迎えた2025年に発表される「エクスペリメンタル1」とも当然ながら共通点があります。

また別の関連性も明らかです。「Ref.1747」はメゾンの近年の歴史でレギュレータータイプの表示を用いた、初の現代的な腕時計でした。同じくレギュレータータイプの「エクスペリメンタル1」は、その正当な後継者なのです。

こうしたつながりを締めくくるのは、アブラアン-ルイ·ブレゲによって当時作られたマリン·クロノメーター「No.104」です。その頃、偉大な時計師ブレゲは革命が拡大するフランスから避難していましたが、この時計は革命期に彼の指揮のもとケ·ド·ロルロージュの工房で製作が進められました。「エクスペリメンタル1」がブレゲの銘を記す純粋に研究開発部門の初の時計であるのと同じように、「No.104」はブレゲが考案した初のマリン·クロノメーターでした。「No.104」は当時としては非常に珍しいアラビア数字を用いた最初の時計ですが、「エクスペリメンタル1」にもまたアラビア数字が採用されています。

限りない高精度を求めて
技術については、精度の向上に貢献する特異な方式を選んだことにも明白に表れています。昔も今も精度はブレゲの革新の原動力です。それこそが、全生涯を時計技術の完成に取り組んだ時計師アブラアン-ルイ·ブレゲによる革新の大半の存在理由でした。