2020.02.17(18:27)

「剣道時代」今月号に父が文章を寄せています。「剣道の原点は真剣勝負にあり」ここでの真剣は今日の「本気」という意味ではなく刀(かたな)で闘うことです。竹刀(しない)を持っていてもそこに刃があり鎬(しのぎ)があることを意識して剣道をすることを説いています。私は高校時代「引き胴」が得意でしたが、「刀ではありえない。」と言われたことを覚えています。普段は好々爺ですが竹刀を握るとその姿の奥に明治を生き抜いた彼の師たちが宿っているようです。その父の形(かた)で忘れられない情景があります。形は所作の連続ですが切られていく人が見えるようでした。「見えないものが見える」感覚。美しく、すごいものでした。
「さくパン」に向けてひとつひとつ積み重ねています。「真剣勝負」ですから